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ITエンジニアとは何をする人?仕事内容・種類・年収・将来性・必要なスキルを徹底解説!

「ITエンジニア」という言葉をよく耳にするけど、具体的にどんな仕事をしているの? 種類は? 年収は? 将来性はある? 未経験からでも目指せる?

この記事では、そんな疑問を抱える方に向けて、ITエンジニアの仕事内容、種類、年収、将来性、必要なスキル、キャリアパスまで、ITエンジニアに関するあらゆる情報を徹底的に解説します。IT業界に興味がある方、ITエンジニアを目指している方は、ぜひ最後まで読んで、ITエンジニアの世界を深く理解してください!

目次

ITエンジニアとは何をする人?

ITエンジニアは、現代社会のインフラを支える、非常に重要な役割を担っています。ここでは、ITエンジニアの定義と役割、そして、その社会的な重要性について解説します。

ITエンジニアの定義と役割:現代社会を支える仕事

ITエンジニアとは、Information Technology(情報技術)に関する専門的な知識やスキルを持ち、コンピュータシステムやソフトウェア、ネットワークなどの設計、開発、運用、保守などを行う技術者の総称です。

ITエンジニアの役割は、

  • システムの設計・開発:
    • クライアントの要望や課題をヒアリングし、最適なシステムを設計・開発する。
  • システムの運用・保守:
    • システムが安定して稼働するように、監視、メンテナンス、トラブル対応などを行う。
  • ネットワークの構築・運用:
    • 企業や組織のネットワークを構築し、安全かつ効率的に運用する。
  • データベースの設計・構築・運用:
    • 大量のデータを効率的に管理するためのデータベースを設計、構築、運用する。
  • セキュリティ対策:
    • システムやネットワークをサイバー攻撃から守るための対策を講じる。

など、多岐にわたります。

現代社会は、あらゆるものがインターネットに繋がり、IT技術なしでは成り立ちません。私たちが普段使っているスマートフォン、パソコン、Webサイト、SNS、オンラインショッピング、電子決済、交通システム、医療システムなど、身の回りのあらゆるものがIT技術によって支えられています。

ITエンジニアは、これらのシステムやサービスを開発・運用し、私たちの生活をより便利で豊かにするために、日々技術を磨いています。まさに、現代社会を支える、縁の下の力持ちと言えるでしょう。

【図解】ITエンジニアの種類と仕事内容:9つの職種を詳しく解説

ITエンジニアには、さまざまな種類があり、それぞれ専門分野が異なります。ここでは、代表的な9つの職種について、図解で分かりやすく解説します。

(ここに、9つの職種(プログラマー、SE、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、セールスエンジニア)を図解で示す表を挿入)

大分類職種主な仕事内容
開発系プログラマープログラミング言語を用いて、システムエンジニアが作成した仕様書に基づいて、ソフトウェアやシステムを開発する。
システムエンジニア(SE)クライアントの要望をヒアリングし、システムの要件定義、設計、開発、テスト、運用まで、システム開発の全工程に関わる。
フロントエンドエンジニアWebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分の開発を担当。HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を用いて、ユーザーが使いやすく、見た目も美しいWebサイトを構築する。
サーバーサイドエンジニアWebサイトやWebアプリケーションのサーバー側の処理(ユーザー認証、データベース連携、API開発など)を担当。PHP、Ruby、Python、Javaなどのプログラミング言語を用いて、Webサイトの裏側の仕組みを構築する。
Web系(上記 開発系に含む)(WebサイトやWebアプリケーションに特化。開発系エンジニアと重複する部分が多い)
インフラ系サーバーエンジニアサーバーの構築、設定、運用、保守を担当。OS(Windows Server、Linuxなど)やミドルウェア(Apache、IISなど)に関する知識が必要。
ネットワークエンジニアネットワークの設計、構築、運用、保守を担当。ルーター、スイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器に関する知識や、TCP/IPなどのネットワークプロトコルに関する知識が必要。
データベースエンジニアデータベースの設計、構築、運用、保守を担当。SQLなどのデータベース言語や、Oracle、MySQL、PostgreSQLなどのデータベース管理システム(DBMS)に関する知識が必要。
セキュリティエンジニアシステムやネットワークをサイバー攻撃から守るための対策を講じる。セキュリティに関する幅広い知識や、脆弱性診断、侵入検知、インシデント対応などのスキルが必要。
その他のセールスエンジニアIT製品やサービスを顧客に提案、販売する。技術的な知識を活かして、顧客の課題を解決するためのソリューションを提案する。営業スキルに加えて、ITに関する幅広い知識が必要。

上記に加えてITコンサルタント、データサイエンティスト などの職種もあります。

開発系エンジニア

開発系エンジニアは、主にソフトウェアやシステムの設計・開発に携わるエンジニアの総称です。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニア(SE)が作成した仕様書に基づいて、プログラミング言語を用いてソフトウェアやシステムを開発するのが主な仕事です。

具体的な仕事内容としては、

  • 仕様書に基づいたプログラムのコーディング
  • プログラムのテスト(単体テスト、結合テスト)
  • バグの修正
  • ドキュメント作成(プログラムの設計書、テスト仕様書など)

などがあります。

プログラマーに必要なスキルは、

  • プログラミング言語の習得:
    • Java、Python、PHP、Ruby、C#、C++など、プロジェクトで使用する言語を習得する必要があります。
  • 論理的思考力:
    • 仕様書を正確に理解し、効率的なプログラムを設計する能力が必要です。
  • 問題解決能力:
    • バグの原因を特定し、解決する能力が必要です。
  • 学習意欲:
    • 新しい技術や言語を常に学び続ける姿勢が重要です。

プログラマーの平均年収は、400万円~600万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望をヒアリングし、システムの要件定義、設計、開発、テスト、運用まで、システム開発の全工程に関わるのが主な仕事です。

具体的な仕事内容としては、

  • クライアントへのヒアリング、要件定義
  • システムの基本設計、詳細設計
  • プログラマーへの指示、進捗管理
  • システムのテスト
  • システムの導入、運用支援

などがあります。

システムエンジニアに必要なスキルは、

  • コミュニケーション能力:
    • クライアントやプロジェクトメンバーと円滑にコミュニケーションを取る能力が必要です。
  • 要件定義能力:
    • クライアントの要望を正確に理解し、システムの要件を定義する能力が必要です。
  • 設計能力:
    • システムの基本設計、詳細設計を行う能力が必要です。
  • プロジェクトマネジメント能力:
    • プロジェクトの進捗管理、リスク管理を行う能力が必要です。
  • プログラミングの基礎知識:
    • プログラミングの経験は必須ではありませんが、基礎知識があると、プログラマーとの連携がスムーズになります。

システムエンジニアの平均年収は、500万円~800万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)部分の開発を担当します。HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を用いて、ユーザーが使いやすく、見た目も美しいWebサイトを構築するのが主な仕事です。

具体的な仕事内容としては、

  • Webサイトのデザインに基づいたHTML/CSSコーディング
  • JavaScriptを用いた動的な表現の実装
  • UI/UXの改善
  • Webサイトのパフォーマンスチューニング
  • 新しい技術の調査、導入

などがあります。

フロントエンドエンジニアに必要なスキルは、

  • HTML/CSSの知識:
    • Webサイトの構造とデザインを記述するための基礎知識です。
  • JavaScriptの知識:
    • Webサイトに動的な表現やインタラクティブな機能を追加するための知識です。
  • フレームワーク/ライブラリの知識:
    • React、Vue.js、Angularなどのフレームワークやライブラリを活用できると、開発効率が向上します。
  • UI/UXデザインの知識:
    • ユーザー視点で使いやすいWebサイトを設計するための知識です。
  • Webブラウザの仕組みに関する知識:
    • Webサイトがどのように表示されるかを理解することで、より効率的なコーディングが可能になります。

フロントエンドエンジニアの平均年収は、450万円~700万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションのサーバー側の処理(ユーザー認証、データベース連携、API開発など)を担当します。PHP、Ruby、Python、Javaなどのプログラミング言語を用いて、Webサイトの裏側の仕組みを構築するのが主な仕事です。

具体的な仕事内容としては、

  • Webアプリケーションのバックエンドシステムの設計、開発
  • データベースの設計、構築、運用
  • API(Application Programming Interface)の開発
  • Webサーバーの設定、管理
  • セキュリティ対策

などがあります。

サーバーサイドエンジニアに必要なスキルは、

  • プログラミング言語の習得:
    • PHP、Ruby、Python、Java、Goなど、プロジェクトで使用する言語を習得する必要があります。
  • フレームワークの知識:
    • Ruby on Rails、Laravel、Django、Spring Frameworkなどのフレームワークを活用できると、開発効率が向上します。
  • データベースの知識:
    • RDB(リレーショナルデータベース)やNoSQLデータベースの知識が必要です。
  • Webサーバーの知識:
    • Apache、NginxなどのWebサーバーの設定、管理に関する知識が必要です。
  • Linuxの知識:
    • 多くのWebサーバーはLinuxで動作するため、Linuxの基本的な操作やコマンドの知識が必要です。
  • セキュリティに関する知識:
    • Webアプリケーションの脆弱性を理解し、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

サーバーサイドエンジニアの平均年収は、500万円~800万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

Web系エンジニア

Web系エンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発に特化したエンジニアの総称です。厳密な定義はありませんが、一般的には上記の開発系エンジニアに含まれるフロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、そして場合によってはシステムエンジニア(SE)を含むことがあります。

インフラ系エンジニア

インフラ系エンジニアは、ITシステムの基盤となるインフラ(サーバー、ネットワーク、データベースなど)の設計、構築、運用、保守を担当するエンジニアの総称です。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの構築、設定、運用、保守を担当します。OS(Windows Server、Linuxなど)やミドルウェア(Apache、IISなど)に関する知識が必要となります。

具体的な仕事内容としては、

  • サーバーの選定、購入
  • OSのインストール、設定
  • ミドルウェアのインストール、設定
  • サーバーの監視、メンテナンス
  • トラブルシューティング
  • セキュリティ対策

などがあります。

サーバーエンジニアに必要なスキルは、

  • OSに関する知識:
    • Windows Server、LinuxなどのOSに関する知識が必要です。
  • ミドルウェアに関する知識:
    • Apache、IIS、Nginxなどのミドルウェアに関する知識が必要です。
  • 仮想化技術に関する知識:
    • VMware、Hyper-Vなどの仮想化技術に関する知識があると、効率的なサーバー運用が可能になります。
  • クラウドに関する知識:
    • AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービスに関する知識があると、活躍の場が広がります。
  • スクリプト言語の知識:
    • Shell Script、PowerShellなどのスクリプト言語を習得していると、サーバー管理の自動化が可能になります。

サーバーエンジニアの平均年収は、450万円~700万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計、構築、運用、保守を担当します。ルーター、スイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器に関する知識や、TCP/IPなどのネットワークプロトコルに関する知識が必要となります。

具体的な仕事内容としては、

  • ネットワークの設計、構築
  • ネットワーク機器の設定、管理
  • ネットワークの監視、メンテナンス
  • トラブルシューティング
  • セキュリティ対策

などがあります。

ネットワークエンジニアに必要なスキルは、

  • ネットワークに関する知識:
    • TCP/IP、ルーティング、スイッチングなどのネットワークに関する基礎知識が必要です。
  • ネットワーク機器に関する知識:
    • Cisco、Juniperなどのネットワーク機器に関する知識が必要です。
  • セキュリティに関する知識:
    • ファイアウォール、VPNなどのセキュリティ技術に関する知識が必要です。
  • クラウドに関する知識:
    • AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービスにおけるネットワーク構築に関する知識があると、活躍の場が広がります。
  • スクリプト言語の知識:
    • Pythonなどのスクリプト言語を習得していると、ネットワーク管理の自動化が可能になります。

ネットワークエンジニアの平均年収は、450万円~750万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計、構築、運用、保守を担当します。SQLなどのデータベース言語や、Oracle、MySQL、PostgreSQLなどのデータベース管理システム(DBMS)に関する知識が必要となります。

具体的な仕事内容としては、

  • データベースの設計、構築
  • SQLを用いたデータ操作
  • データベースのパフォーマンスチューニング
  • バックアップ、リカバリ
  • トラブルシューティング

などがあります。

データベースエンジニアに必要なスキルは、

  • データベースに関する知識:
    • RDB(リレーショナルデータベース)の概念、SQLなどのデータベース言語の知識が必要です。
  • DBMSに関する知識:
    • Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQL ServerなどのDBMSに関する知識が必要です。
  • パフォーマンスチューニングの知識:
    • データベースのパフォーマンスを最適化するための知識が必要です。
  • バックアップ、リカバリの知識:
    • データベースのバックアップ、リカバリに関する知識が必要です。
  • NoSQLデータベースに関する知識:
    • MongoDB、RedisなどのNoSQLデータベースに関する知識があると、活躍の場が広がります。

データベースエンジニアの平均年収は、500万円~800万円程度が目安ですが、スキルや経験、企業規模によって大きく異なります。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムやネットワークをサイバー攻撃から守るための対策を講じるのが主な仕事です。セキュリティに関する幅広い知識や、脆弱性診断、侵入検知、インシデント対応などのスキルが必要となります。

具体的な仕事内容としては、

  • セキュリティポリシーの策定
  • 脆弱性診断
  • 侵入検知システムの導入、運用
  • インシデント対応
  • セキュリティ教育

などがあります。

セキュリティエンジニアに必要なスキルは、

  • セキュリティに関する知識:
    • 暗号化技術、認証技術、ネットワークセキュリティ、Webセキュリティなど、幅広いセキュリティに関する知識が必要です。
  • 脆弱性診断のスキル:
    • システムやネットワークの脆弱性を発見し、評価するスキルが必要です。
  • 侵入検知のスキル:
    • 不正アクセスやマルウェア感染などを検知し、対処するスキルが必要です。
  • インシデント対応のスキル:
    • セキュリティインシデントが発生した際に、迅速かつ適切に対応するスキルが必要です。
  • プログラミングの知識:
    • セキュリティツールを開発したり、脆弱性診断を自動化したりするために、プログラミングの知識があると有利です。

セキュリティエンジニアの平均年収は、600万円~1000万円以上と、他のエンジニア職種に比べて高めになる傾向があります。これは、セキュリティの重要性が高まっていることや、高度な専門知識が必要とされるためです。

その他のエンジニア

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、高度なIT知識を活かして、自社の製品やサービスを顧客に提案する仕事です。技術的な知識をベースに営業活動を行うため、技術営業とも呼ばれます。

具体的な仕事内容としては、

  • 顧客への製品・サービス説明、提案
  • 技術的な質問への回答
  • 見積もり作成
  • 契約締結
  • 導入支援、アフターフォロー

などがあります。 技術的な知識はもちろんのこと、顧客の課題をヒアリングし、ニーズに合った提案をするためのコミュニケーション能力や提案力も必要になります。

セールスエンジニアの平均年収は、500万円~800万円程度が目安ですが、実績や企業によって大きく異なります。インセンティブ制度を設けている企業も多く、成果次第で高収入を目指せる職種です。

ITアシスタント (※注釈:厳密にはエンジニア職ではありません)

ITアシスタントは、ITエンジニアのサポート業務を行う職種です。厳密にはエンジニア職ではありませんが、IT業界で働く上で、エンジニアと関わる機会が多い職種です。

具体的な仕事内容としては、

  • 書類作成(議事録、報告書、提案書など)
  • データ入力、集計
  • スケジュール管理
  • 電話対応、メール対応
  • 会議の準備、設営
  • その他、ITエンジニアの指示に基づく事務作業全般

などがあります。

ITアシスタントに必要なスキルは、

  • 基本的なPCスキル:
    • Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトの基本的な操作スキルが必要です。
  • コミュニケーション能力:
    • ITエンジニアや他の部署の社員と円滑にコミュニケーションを取る能力が必要です。
  • ビジネスマナー:
    • 電話対応、メール対応、来客対応など、基本的なビジネスマナーが必要です。
  • ITに関する基礎知識:
    • IT業界の専門用語や、ITエンジニアの仕事内容について、ある程度の知識があると、業務をスムーズに進めることができます。

ITアシスタントの平均年収は、300万円~400万円程度が目安です。ITエンジニアに比べると低めですが、未経験からIT業界で働くための入り口として、ITアシスタントの仕事を選ぶ人もいます。ITアシスタントとして経験を積んだ後、ITエンジニアにキャリアチェンジする人もいます。

ITエンジニアの将来性は?需要増加と今後の展望

結論から言うと、ITエンジニアの将来性は非常に高いと言えます。その理由は、以下の3点です。

  1. IT市場の拡大:
    • AI、IoT、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなど、新しい技術が次々と登場し、IT市場はますます拡大しています。これらの技術を活用するためには、ITエンジニアの存在が不可欠です。
  2. DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進:
    • 多くの企業が、競争力を強化するために、DXを推進しています。DXとは、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務プロセスを変革することです。DXを推進するためには、ITエンジニアの力が必要不可欠です。
  3. IT人材不足:
    • IT市場の拡大やDXの推進により、ITエンジニアの需要は増加していますが、供給が追いついていません。経済産業省の調査によると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。

これらの理由から、ITエンジニアの需要は今後も増加し続け、売り手市場が続くと考えられます。特に、AI、IoT、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの分野に精通したITエンジニアは、高い需要が見込まれます。

ただし、IT業界は変化が速いため、常に新しい技術を学び続ける姿勢が重要です。スキルアップを怠らなければ、ITエンジニアとして長く活躍できるでしょう。

【職種別】ITエンジニアの仕事内容と求められるスキル

ここでは、主要なITエンジニアの職種について、仕事内容、必要なスキル、平均年収を改めて詳しく解説します。

プログラマーの仕事内容・必要なスキル・平均年収

仕事内容:

プログラマーは、システムエンジニア(SE)が作成した仕様書に基づいて、プログラミング言語を用いてソフトウェアやシステムを開発するのが主な仕事です。具体的な仕事内容としては、

  • 仕様書に基づいたプログラムのコーディング
  • プログラムのテスト(単体テスト、結合テスト)
  • バグの修正
  • ドキュメント作成(プログラムの設計書、テスト仕様書など)

などがあります。

必要なスキル:

  • プログラミング言語の習得:
    • Java、Python、PHP、Ruby、C#、C++など、プロジェクトで使用する言語を習得する必要があります。
  • 論理的思考力:
    • 仕様書を正確に理解し、効率的なプログラムを設計する能力が必要です。
  • 問題解決能力:
    • バグの原因を特定し、解決する能力が必要です。
  • 学習意欲:
    • 新しい技術や言語を常に学び続ける姿勢が重要です。
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