マイナビの応募依頼の仕組みとは？面接依頼との違いも解説します。

マイナビの応募依頼の仕組みと面接依頼との違いを解説します。

マイナビの応募依頼の仕組みとは？

マイナビにおける「応募依頼」は、企業が求職者の方のレジュメ（職務経歴書など）を閲覧し、「ぜひ応募してほしい」という意向を示すスカウト機能の一つです。

これは、求職者の方がマイナビに登録した情報（スキル、経験、希望条件など）に関心を持った企業側から能動的にアプローチがあるという仕組みです。

通常の求人応募が、求職者の方が求人情報を見て自ら応募するのに対し、応募依頼は企業側から「あなたに関心がある」というメッセージが届きます。

これにより、求職者の方にとっては、自分の市場価値を把握できたり、これまで検討していなかった企業との出会いの機会を得られたりするメリットがあります。企業側は、求める人物像に近い方へ直接コンタクトを取れるため、効率的な採用活動が可能になります。

項目	応募依頼	通常応募
主体	企業から求職者へ	求職者から企業へ
目的	応募を促す	選考参加を希望する
特徴	企業からの積極的なアプローチ	求職者の自発的な行動

マイナビで応募依頼と面接依頼の違い

マイナビには、「応募依頼」の他に「面接依頼」という機能もありますが、両者には選考のステップにおいて明確な違いがあります。

項目	応募依頼 (スカウト)	面接依頼 (スカウト)
次のステップ	書類選考から	面接から
選考免除	原則としてなし	書類選考が免除される
意味合い	企業が興味を持っている	企業が高く評価している

応募依頼は、求職者の方の登録情報を見て「まずは応募して書類選考に進んでほしい」という段階の意向です。一方、面接依頼は、レジュメの内容を企業が非常に高く評価し、「書類選考を免除していきなり面接に来てほしい」という、より積極的なオファーを意味します。

つまり、面接依頼の方が、選考が有利に進む可能性が高い、特別なスカウトであると言えます。どちらの依頼が来ても、企業があなたに関心を寄せている証拠ですので、前向きに検討されることをお勧めします。

まとめ｜マイナビの応募依頼の仕組みとは？面接依頼との違い

マイナビの応募依頼と面接依頼は、どちらも企業からのスカウト機能ですが、その後の選考ステップに大きな違いがあります。

応募依頼は、企業があなたの情報に興味を持ち、「まず書類選考へ進んでほしい」というアプローチです。これは通常の応募と同様に、選考の第一歩となります。対して面接依頼は、あなたのレジュメを高く評価し、「書類選考をパスして面接からスタートしてほしい」という、より特別なオファーです。

この仕組みを理解しておけば、届いたスカウトの種類に応じて、ご自身の市場価値や選考の進み具合を把握しやすくなります。「応募依頼は選考スタートのきっかけ、面接依頼は書類選考免除のチャンス」と覚えておきましょう。積極的にスカウト機能を活用し、効率的な転職活動を進めてください。